娘へ

あなたはこうしてできています

夫婦の担当

ウチの場合、夫婦での子育ての担当は

 

・とーさん 教育

・かーさん 衣食住、健康と衛生 

 

です。

 

私は教育のことだけ担当して、それ以外はかーさんに丸投げです。

かなりアンバランスですが、実際の子供の世話と家事全般は2人でするので、負担は夫婦間でここまでアンバランスではありません。この分担はあくまで、各自が何を考えたり判断したり計画したりするのか、というものです。

 

このように担当を決めることで、各自が知り合いやネットから情報を仕入れたり考えたりする量を減らし、効率的に判断と実行ができるようにしました。

 

 

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どうしてこのような分担になったかというと、 

    

かーさんは

整理整頓が良くできるし(だから、物を失くさない)、天気予報をマメにチェックして、その日のスケジュールを考えて服を選ぶこともできます。掃除洗濯もいつもきちんとしている人です。料理もできます。

 

対して私は、

身の回りのことができません。昔からです。整理整頓ができず、忘れ物、失くし物、落し物が絶えません。ファッションに興味がなく、いつも着の身着のまま、20年着ているセーターもあります。

ただ、呑気で大雑把なので、イライラせずに子供を待てます。

少しだけ教員の経験があります。

 

ということで、必然的にこういう役割分担になりました。適材適所ですね。

 

 

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男性(特に既婚男性)は、身の回りのことができないものです。

 

一般的に、男性の興味の向く先は、半径5メートルの外側です。女性はその反対(内側)が主ですね。

男性は、自分の子供が離乳食を拒否しがちでも、アフリカの飢えに苦しむ子供たちの心配ばかりします。奥さんの髪型が変わったことに気づかなくても、日経平均株価の動きには敏感に反応します。

 

少し観点は違いますが、

子供にとって、父親とは社会や決まりであり、母親とは家庭や心の拠り所であると考えています。

私たちの役割分担は、この考え方ともつながっています。このことについては、いつか別の記事で書きます。

 

 

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「ポップさんって(男性なのに)子供の世話をきちんとしていて、すごいですね。」と、知り合いのママさんから言われたことがあります。

これは、半分は当たっていて、半分は違っています。

 

確かに私は子供の世話をしていますが、かーさんのサポートがなければ動けません。

子供が着る服を使いやすいように整理したり、出かけるときの着替え、風呂を出たときに着る服、寝るときの着替えを準備したりするのは、最近までほとんどかーさんがしてくれていました。1シーズンごとに入れ替わる子供服を管理することなど、私には到底不可能です。

しょせん私は、道具をいっぱいに詰めてもらったランドセルを渡されて登校する小学1年生のようなものです。出かけるときのオムツやミルクなどを自分で準備できるようになってきたのは、長女が2歳になったごく最近のことです。

 

男性に身の回りの細かいことを期待するのは、難しいですね。メンタリストのダイゴ先生によると、「家事のできる男性」というのは、アメリカ(だったかな?)でも3割くらいしかいないという研究結果があるそうです。日本だと、もっと少なそう。とーさん、頑張ります。