娘へ

あなたはこうしてできています

2019-01-01から1年間の記事一覧

トイレトレーニング3 「ずっとオムツではダメなのか問題」への考察

どうしてオムツは、やめなければいけないのでしょうか? いつまでもオムツをつけていたら、ダメですか? 「え?」って思いましたか? 「言っている意味がよくわかりませんが・・・」と? ですよね、分かります。 この質問をかーさんや何人かの知り合いにした…

トイレトレーニング2 その後やってきたドロ沼

恵美のトイトレは、 開始 2歳8ヶ月 完了 3歳6ヶ月 でほぼ目処が立ちました。10ヶ月かかったことになります。 その後(3歳8ヶ月現在)も夜はオムツをつけて寝ていますが、日中はパンツで過ごせるようになった時点で、幼稚園に通うのに支障がないとい…

明るさはジョーカー

髪をばっさりと短く切った日、3度も中国人に中国語で話しかけられました。そんな刈り上げのおっさんのブログは、こちらになります。 とあるの朝ごはんでのこと、和美がいつもは食べているブロッコリーとカボチャを、テーブルの上で手でグチャグチャしていま…

1歳半がハシゴを登り始めたら

「同じ月齢なのに、もう登れるってすごいですね」 とあるママ友さんが、1歳と7ヶ月くらいの和美がハシゴを登っているのを見て言いました。彼女のお子さんは、和美と誕生日が数週間違いでとても近いので、驚いたようです。 「おねーさんがいるからですかね…

大声は暴力と同じ

大声は暴力と同じです。大声で相手を圧倒して自分の意見や要求を通そうとするのは、力が勝つ世界、力の論理です。ケンカが強い子が番長になり、武力の強い国が覇権を握るのと同じです。 力が勝つ世界に生きる人は、自分の要求が相手に受け入れられないと、声…

学びは「教える+経験させる」

人間の記憶は意味記憶とエピソード記憶の2つがあり、お互いに作用しあって相乗効果を生みます。なので、何かを学ぶ時、「教え」とともに「経験」もするとより効果的に学ぶことができます。 ワインを飲んだ時に「このワインは、さわやかなパイナップルの香り…

歯磨きがうまくできません

和美の歯磨きが、うまくできません。「うまく」というのは、嫌がらず泣くこともなく、習慣として当たり前のことのように、ということです。元気に楽しく、などという高望みは申し上げません。 いつも、泣き叫びながら逃げようとする和美をガッチリと抱っこし…

「だから言ったじゃん」って、ホントーに余計なセリフ

先日、「だから言ったじゃん!」というセリフがのど元まで出かかってやっと飲み込んだ、父親修行中のとーさんです。 娘2人ととーさんは毎週火曜日、友達何人かと科学博物館に集まって遊んでいます。先週火曜日の朝、いつものように出かける準備をしていたら…

その結果どうなるかを伝える

とーさんは子供に、「〜はダメ」「〜するな」「〜はやめて」の3つをあまり使いません。使う利点も使う必要もほとんど無いからです。 使いすぎると害になるとも思っています。あれもダメ、これもダメの、制限だらけの塀の中で暮らすような世界は、狭苦しくて…

共感から解決、改善まで

問題が発生してから、とーさんが取る行動の順序です。 1 共感と安心 2 原因 3 解決 4 改善 もう少し書き加えると、 1 共感と安心 共感を示し、安心させる言葉をかけます。このことで、子供の気持ちを落ち着かせ、話をする態勢を整えます。 共感と安心は…

まず共感。話はそれから。

悲しいこと、辛いこと、寂しいこと、痛いこと、悔しいことなど、何が起こってもまず共感を示します。全ての話は、それからです。 大人も子供も、自分のことを理解してくれる人に対して心を開きます。そして、「この人なら自分の話を聞いてくれる」と思い、口…

「わかった?」とは聞かない

とーさんは子供に何かを言い聞かせた後で、「わかった?」とは聞きません。あまり意味のない質問だからです。 親にアレコレ言われた後で「わかった?」と聞かれたら、とりあえず「うん」と言っておけばその場に幕を引ける、ということを子供は知っています。…

毎晩「ありがとう、大好きだよ」と伝える

「今日も一日、恵美のおかげで楽しかったよ。ありがとう。大好きだよ。明日もいっぱい遊ぼうな。」 とーさんは毎晩、子供たちにこんなことを、絵本を読んだ後や、抱っこしてベッドに連れて行く時に伝えています。 子供たちには本当に感謝しています。子供ら…

転んだら自分で起きる

子どもたちが転んでも、とーさんは助けません。自分で起きるのを待ちます。というか、あまり気にしないというか、取り合いません。 とーさんが何度も助け起こしていたら、自分で起き上がれない子になります。 転んでも構わなければ、 ・転んでも泣かなくなる…

言語学習の目的と目標

とーさんが今のところ考えている、日本語学習の目的と目標をまとめてみます。 目的: ・家族と日本語で不自由なくコミニケーションが取れるようにする。 ・面白いものを見つけた時に、自分で日本語を使って探求し楽しむことができる基礎を身につけておく。 目…

言語環境

2019年現在の子供たちの言語環境を、記録として残しておきます。2人が成人する頃には、状況は大きく変わっているでしょう。 居住地 オーストラリア在住です。娘は2人とも、成人する辺りまではオーストラリアで生活することになります。 長女の恵美は、3歳…

決まりの徹底レベル分け

子供に教える決まりはいろいろとありますが、守らせる徹底レベルが違います。必ず守らせるものもあれば、そこそこ守れたらいいよね、くらいのものもあります。 徹底レベルが高い(必ず守らせる)順に書き出します。 0 生活習慣 1 命に関わる、大怪我をする 2…

トイレトレーニング クリアすべき課題

トイレトレーニングの際のクリアすべき課題と、それぞれについて ・役に立ったモノ ・役に立たなかったモノ をあげてみます。 現在、恵美は3歳1ヶ月でまだトレーニングの途中(トイレでウンチもおしっこもできるが、オムツの中で静かに出している時もある…

嬉しい事、楽しい事で子供を動かす。

「ママ、もう行っちゃうからね。バイバイ!」 子供が公園や友達の家から帰りたくない時、母親がこんな風に言うのを何度か聞いたことがあります。 「まだ遊んでいたい。帰るのはイヤ。でも、ママがいなくなってしまうのはもっとイヤ。」 遊びたい気持ちと置い…

5秒 数えて、強硬手段

数を数えるというのは、子供を動かす一般的な方法の1つです。 10からカウントダウンする人もあれば、1からカウントアップしていく方法もあります。どちらも子供を動かすのにそれなりに効果のある方法なのですが、子供の年齢によって使い方が難しい場合もあ…

長子をたてる

下の子の前で、長子をたてるようにします。下の子には、おにーさん(おねーさん)を見習うように促します。 このことで、3つの効果が見込めます。 1)長子はしっかりしてきます。 「弟(妹)に見られている」と意識するだけで、上の子の振る舞いは20%くらい(…

完了するまで見届ける

いろいろな場面で、完了するまで見届けるということはとても大切です。 完了するまで見届けるというのは、文字通り「作業が完了する(できる)まで見ている」ということですが、時には声をかけたり手伝ったりしながら完了するところまで支えてやる、というこ…

事実をもって説得する、何度も信じてやる

2歳でも意外と話が通じるんだな、と思ったことがありました。 恵美が2歳半くらいで、和美が10ヶ月くらいだったころのことです。 家から歩いて20分ほどのショッピングセンターに、ベビーカーで2人を連れて行きました。 その帰り道、それまでベビーカー…

所有権を尊重する

おもちゃや食べ物など、重要なものは所有者を明確にして、所有権を尊重します。 このことで、「モノの取り合いによるケンカを減らすことができるのではないか」というのが、とーさんの仮説です。 ポイントは冒頭に述べた2点、 ・所有者を明確にすること ・…

言葉遣いの留意点 語彙編

赤ちゃん語は使わない おてて → 手 あんよ → 足 クック → 靴 ~でしゅね → ~ですね 赤ちゃん語はすぐに使わなくなる(大人は使わない)語彙なので、これらを最初に使うのは遠回りに思います。だいたい、私が「おててキレイキレイでしゅよ~」なんて言ってい…

言葉遣いの留意点 文法編

子供と話す時には、自分の言葉遣いに気をつけています。子どもの言葉遣いや文章構成は、親に大きく影響を受けるからです。 また、子どもの心のありようも、親の言葉遣いから影響を受けます。 以下、気をつけている事をまとめます。また思い出したものが出て…

長子を優先する

子供が何人かいる場合は、長子を優先します。ウチであれば、長女の恵美がそれに当たります。 優先するというのは例えば、 ・おもちゃをより多くもらえる ・遊びの種類や行動範囲が広い ・おやつや食後の果物の種類や量が多い ・本読みの時間をより長く取る …

子育ては技術です

子育ては技術です。 子育ての技術とは、例えば ・「最後」と言ったら必ず最後にする ・嫌いな食べものは、一口だけ ・その場で(具体的に、短く、理由をつけて)褒める ・「どうして?」には、「どうしてだと思う?」 ・「後で」ではなく、「〇〇の後で」 など…

子育ては「自然に」?

子どもへ接し方をかーさんとアレコレ話している一方で、「子育ては自然なのが良い」と私の母は言います。母はそのようにしてきたと。その結果が、私ですが。(コレで良いのかな?) 「自然に」子育てをしてうまくいく人もいるでしょう。 例えば、 ・親の生活習…

「世界は楽しいことであふれている」という世界観を示す

世の中はすべて、見方しだいです。 同じもの、同じ現象を見ていても、人(見方)によっては楽しかったり、つまらなかったりします。 とーさんは、新潟県の田舎町に生まれ育ちました。人口1万人くらいの小さな町です。それを「何もない町」という人もいれば…